サルコペニア予防に役立つ健康的な生活習慣と改善方法
更新日:6月11日
「サルコペニア」をご存知でしょうか?
加齢などが原因で、筋肉量が減少していくことを指します。筋肉の老化現象とも呼ばれており、ある程度自然なことではありますが、筋肉量の減少は健康を損なう大きな原因の1つです。少しでもサルコペニアの進行を抑え、長く健康でいるために、何ができるでしょうか?ぜひ身につけていただきたい、簡単に取り入れられる生活習慣をご紹介します。
サルコペニアとは?
サルコペニア予防について解説する前に、サルコペニアが一体どのようなものか、簡単に説明します。
サルコペニアは筋肉の老化
サルコペニアは筋肉の老化のことで、心身が弱る第一歩ともいえる現象です。
筋肉が衰えると、つまずいたり転んだりすることが増えます。体力も低下し、外出するのが億劫に感じるようになるでしょう。人付き合いも減り、気持ちまで落ち込んでしまう…こういった悪循環を産んでしまうのです。
また、筋肉からは「マイオカイン」という物質が分泌されており、生活習慣病の予防などによい効果を発揮していることがわかっています。筋肉量が減るとマイオカインの分泌量も減るため、健康を損ないやすくなるというわけです。
筋肉の老化は、30歳ごろから始まります。少しでも進行を遅らせるために、対策を始めてみませんか?
簡単なサルコペニアチェックをしましょう
簡単な方法で、筋肉量が減っているかどうかのチェックをしてみましょう。2種類の方法をご紹介します。
<サルコペニアチェック>
自覚症状から筋肉量の不足をチェックする方法です。 <